スプーンというルアーの美しさに魅せられ、『海でスプーン釣り』というマイナーな釣り方にこだわる私の試行錯誤ブログです。

2015年1月15日木曜日

西宮跳ね橋で初ヒットしたけど・・・

前回記事からの続きです。

神戸のポーアイ北公園で撃沈した先輩と私。
時刻は既に22時を過ぎていましたがは、諦めきれずに向かったのは西宮浜の『跳ね橋』。

西宮浜と陸地との間にかかっている橋で、車は通ることができない歩行者・自転車用の小さな橋です。
ちなみに私は今回が初めて。

こちらはGoogleの航空写真


写真中央が跳ね橋で、隣に写っているのが西宮大橋です。
写真の上側が西宮市街のある陸地、下側が西宮浜です。どちらからでも竿を出せそうですが、今回は西宮浜側に行きました。

先輩の情報によるとシーバスの有力ポイントらしく、ここでシーバスを釣り上げている人を数日前にも見たそうです。また、この辺りの水路ではチヌの情報もチラホラ出ているので、そちらも期待できます。


ここのポイントはもちろん跳ね橋の橋下。

写真を見るとよくわかると思いますが、跳ね橋のところだけ水路の幅が急激に狭まっています。すると必然的に橋の下の水の流れは周囲よりも早まりますので、それに従うようにして海底も溝を掘ったようにエグれてるはずです。

この溝にシーバスやチヌが溜まるのではないかと予想しています。

また、夜間は非常に明るい跳ね橋の照明が水面を煌々と照らすので、ベイトの溜まり場としても条件が揃っています。


さて、ポイント紹介はこのへんにして、肝心の実釣の話に移ります。


跳ね橋に到着すると、先客が既に2名ほどいました。

橋下は西側に一名入れそうなスペースがあったのでそこは先輩に譲り、私は少し橋から離れた西側石畳でキャスト開始!


潮止まりだったのか流れもほとんど無く、水深も浅そうなので、今回はAPOON!Slim 5gからスタートしてみました。


今の私の思いはただ一つ!


今度こそスプーンの適正な巻き速度(リトリーブスピード)を掴みたい!


これまでと同様に着水後にカウントダウンで沈めて、ゆっくり目のリトリーブ。

具体的には2秒で1回転(70cm)くらいの速度です。

弱めの振動とスプーンの重みを感じながら引いていきます。


これではダメ。いつもと同じくアタリも何もありません。


早すぎるのか?遅すぎるのか?


とりあえずちょっと早めてみました。1.5秒で1回転くらい。

するとスプーンの振動が前よりも明確に強くなります。重みもより重く感じます。

この振動はもしかしてスプーンが回転してしまっているのだろうか?

夜はスプーンを目視確認することができないので答えが出せません。


アタリがないので今度は逆に遅くしてみました。2.5秒で1回転くらい。

今度は振動がほとんど無くなり、スプーンの重みだけが感じられるようになりました。

これはさすがに泳いでいないですね。
ただ引っ張られて水平移動してるか、下手したら沈んでいってそうです。


するとやはり最初の2秒1回転が正しいのでしょうか。

巻き速度の問題ではなく、カラーやサイズや形状が合っていないという事も考えられますしね。

あとはもう少しアクションを入れたほうがいいのかな。


悩めば悩むほど謎は深まるばかり。

本当は目視確認できる昼間に釣りに行けたらいいんですけどね。


そんなこんなでいろいろ試してみたのですが、1時間以上粘っても何も変化が得られなかったので、今回のスプーンと練習はここまでにして気分転換することにしました。


気分転換の仕掛けはフロートリグ!


以前気になって購入したArukazik Japan製のフロート『ぶっ飛びロッカー F』。

これに月下美人のビームスティック(透明カラー)を装着した0.4gのジグヘッドを接続してキャスト。


水面をフラフラと漂わせるように、10秒で1回転くらいの超超デッドスローリトリーブで狙ってみました。


数キャスト後・・・


かかった!


なんと悲しいことにお遊びのフロートリグでヒットしてしまいました。


そして残念ながら引きが弱い。
使用しているエギングロッドが硬すぎて、まるでごみを引っ掛けたようなファイト・・・


あっさりと寄せて姿を表したのがこの子



ちびっ子のチヌ(推定14cm)です。


しばらく魚に会えなかったので「ホントに海の中に魚はいるのかな」なんてことを考えてしまうくらい元気を無くしていた私でしたが、ちゃんと魚はいたようで安心しました。


魚はいるのに釣れないということは、やはりまだまだスプーンの修行が足りませんね!


次回への気合が入ったところでこの日は竿納めとなりました。




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