皆様お久しぶりです。スプーン親父です。
前回の記事からはや半年以上もの月日が流れてしまいました。早いものですね。
相変わらず2児の子育てに多忙な日々を過ごしております。
肝心の釣りにもなかなか行けておりません。
最近では家族を巻き込んでのファミリーフィッシング(エサ釣り)で何とか釣り欲を満たそうと試みていますが、幼子2人と妻を連れての釣りでは落ち着いて釣りに没頭することも出来ず、なかなか欲求を満たせていないのが辛いところです。
来年の3月には第3子も誕生予定ということもあり、今後1~2年は満足のいくスプーン釣りライフは送れそうにありませんが、将来またゆっくりと釣りができる日が来るのを心待ちにしながら、今は子育てに奮闘したいと思います。
ただ、どうしても今年の釣行について書き残しておきたかった事があるので、2回に分けて記事にしたいと思います。
まず今回は今年3月上旬の釣行について。
前回記事でも書いていましたが、1月〜2月は芦屋浜の石畳で連敗。
気分転換のために釣り場を変更することにしました。
選んだのは、西宮ケーソン。
前回ここを訪れたのは昨年10月頃なので、約5ヶ月ぶりとなります。
その時はタチウオシーズン真っ盛りで、ケーソンは沢山のタチウオ釣り師で賑わっていましたが、この日はなんと釣り人ゼロ。
それもそのはずで、3月とはいえ夜はまだまだ冬の寒さが残る時期。
西から吹き付ける強い風と、湾奥にまで白波が立つほどの時化。
こんなにも最悪なコンディションであるにもかかわらず、私は釣りを開始しました。
寒いとか、風が強くてキャストしづらいとか、
コンディションについてどうこう言ってる余裕はありません!
釣りに行ける時間は最高に貴重なのです!
強風の中、スプーンをキャスト開始。
・・・
なるほど。
すぐに理解しました。
軽量スプーンを強風時にキャストするのは無謀だと。
スプーンは金属製なので、プラグ類と比べれば高比重です。
しかしメタルジグと違って水の抵抗を受けやすくするために表面積を広くして作られています。
この特性が、ただ巻きでのウォブリングや、フォール時のヒラヒラを可能としているのですが、一方で空気中でも抵抗を受けやすく、飛距離を殺してしまうのです。
すると当然スプーンは風に煽られてあらぬ方向へ飛んでいき、そこから何とかアクションさせようにも、ラインは風で流され、スプーンも表層潮流に流され・・・。
これじゃ水平に引いてくることも出来ないし、底を取ることもできないので、釣りになりません。
しかし諦めて帰りたくはない。
そこで閃きました。
『投げるのがだめなら落とすしかないじゃないか』
まぁ、ケーソンの継ぎ目に落として根魚を釣ろうという、至って普通の釣り方なんですけどね。
実はこういう釣り方って初めてでして、どうやって攻めればいいのか具体的な方法が分かりません。
取りあえずケーソンの継ぎ目にあたる堤防の際でスプーンをフリーフォールさせ、着底したらゆっくり巻いてみることにしました。
さすがにそんなに簡単には釣れてくれませんが、強風の中でも何とかこの方法ならスプーンをコントロール出来ますし、サミングすれば底をとることもできます。
長いケーソンの一つ一つの継ぎ目を内向きも外向きも両方丁寧に探っていきました。
しかしこれと言ったアタリが得られません。
そもそも明かり一つない西宮ケーソンでこの釣り方は成立するのか?
初めての釣り方に対して徐々に不信感も覚えていきます。
ケーソンの継ぎ目という継ぎ目を攻め続け、とうとう第2コーナーまで到達。
一向に釣れる気配なし。
そこから更に先端まで数百メートルの直線が残っており、これで釣れなければ諦めて帰ろうと思っていました。
第2コーナーを曲がり、西向きにあるテトラ帯を抜けたその境目にあるケーソンの継ぎ目にスプーンを落とし込んだ時のことです。
スルスルスルスル・・・
着底
そこから巻き上げ始めたその時!
クンッと引っ張られたかと思えばそのままフッキング。
緩めにしていたドラグが、ジーっと音を立てます。
ちょっとだけ引きを楽んだあと、一気に巻き上げると姿を表したのは・・・
なんと、メバル!!
サイズは推定18cm。ヒットスプーンは「マイクロスプーン」のピンク2.5g!
(Amazonで買ったやつ)
事前のインターネット調べでは「西宮近辺にはメバルは殆ど居ない」と書かれているサイトが多かったのでメバルは諦めていたんですが、運が良ければちゃんと居るんですね。
この後、テンション上がって1時間同じ釣り方で粘りましたが、残念ながら釣れたのはこの一匹だけでした。
ただ、関西圏でスプーンを使ってゲットした初めての魚。
私にとって記念の一匹です。
次回は、今年5月のGW中の鳥取帰省釣行について記事にしたいと思います。
(今年のスプーン釣りはそれが最後です)
前回の記事からはや半年以上もの月日が流れてしまいました。早いものですね。
相変わらず2児の子育てに多忙な日々を過ごしております。
肝心の釣りにもなかなか行けておりません。
最近では家族を巻き込んでのファミリーフィッシング(エサ釣り)で何とか釣り欲を満たそうと試みていますが、幼子2人と妻を連れての釣りでは落ち着いて釣りに没頭することも出来ず、なかなか欲求を満たせていないのが辛いところです。
来年の3月には第3子も誕生予定ということもあり、今後1~2年は満足のいくスプーン釣りライフは送れそうにありませんが、将来またゆっくりと釣りができる日が来るのを心待ちにしながら、今は子育てに奮闘したいと思います。
ただ、どうしても今年の釣行について書き残しておきたかった事があるので、2回に分けて記事にしたいと思います。
まず今回は今年3月上旬の釣行について。
前回記事でも書いていましたが、1月〜2月は芦屋浜の石畳で連敗。
気分転換のために釣り場を変更することにしました。
選んだのは、西宮ケーソン。
前回ここを訪れたのは昨年10月頃なので、約5ヶ月ぶりとなります。
その時はタチウオシーズン真っ盛りで、ケーソンは沢山のタチウオ釣り師で賑わっていましたが、この日はなんと釣り人ゼロ。
それもそのはずで、3月とはいえ夜はまだまだ冬の寒さが残る時期。
西から吹き付ける強い風と、湾奥にまで白波が立つほどの時化。
こんなにも最悪なコンディションであるにもかかわらず、私は釣りを開始しました。
寒いとか、風が強くてキャストしづらいとか、
コンディションについてどうこう言ってる余裕はありません!
釣りに行ける時間は最高に貴重なのです!
強風の中、スプーンをキャスト開始。
・・・
なるほど。
すぐに理解しました。
軽量スプーンを強風時にキャストするのは無謀だと。
スプーンは金属製なので、プラグ類と比べれば高比重です。
しかしメタルジグと違って水の抵抗を受けやすくするために表面積を広くして作られています。
この特性が、ただ巻きでのウォブリングや、フォール時のヒラヒラを可能としているのですが、一方で空気中でも抵抗を受けやすく、飛距離を殺してしまうのです。
すると当然スプーンは風に煽られてあらぬ方向へ飛んでいき、そこから何とかアクションさせようにも、ラインは風で流され、スプーンも表層潮流に流され・・・。
これじゃ水平に引いてくることも出来ないし、底を取ることもできないので、釣りになりません。
しかし諦めて帰りたくはない。
そこで閃きました。
『投げるのがだめなら落とすしかないじゃないか』
まぁ、ケーソンの継ぎ目に落として根魚を釣ろうという、至って普通の釣り方なんですけどね。
実はこういう釣り方って初めてでして、どうやって攻めればいいのか具体的な方法が分かりません。
取りあえずケーソンの継ぎ目にあたる堤防の際でスプーンをフリーフォールさせ、着底したらゆっくり巻いてみることにしました。
さすがにそんなに簡単には釣れてくれませんが、強風の中でも何とかこの方法ならスプーンをコントロール出来ますし、サミングすれば底をとることもできます。
長いケーソンの一つ一つの継ぎ目を内向きも外向きも両方丁寧に探っていきました。
しかしこれと言ったアタリが得られません。
そもそも明かり一つない西宮ケーソンでこの釣り方は成立するのか?
初めての釣り方に対して徐々に不信感も覚えていきます。
ケーソンの継ぎ目という継ぎ目を攻め続け、とうとう第2コーナーまで到達。
一向に釣れる気配なし。
そこから更に先端まで数百メートルの直線が残っており、これで釣れなければ諦めて帰ろうと思っていました。
第2コーナーを曲がり、西向きにあるテトラ帯を抜けたその境目にあるケーソンの継ぎ目にスプーンを落とし込んだ時のことです。
スルスルスルスル・・・
着底
そこから巻き上げ始めたその時!
クンッと引っ張られたかと思えばそのままフッキング。
緩めにしていたドラグが、ジーっと音を立てます。
ちょっとだけ引きを楽んだあと、一気に巻き上げると姿を表したのは・・・
なんと、メバル!!
サイズは推定18cm。ヒットスプーンは「マイクロスプーン」のピンク2.5g!
(Amazonで買ったやつ)

事前のインターネット調べでは「西宮近辺にはメバルは殆ど居ない」と書かれているサイトが多かったのでメバルは諦めていたんですが、運が良ければちゃんと居るんですね。
この後、テンション上がって1時間同じ釣り方で粘りましたが、残念ながら釣れたのはこの一匹だけでした。
ただ、関西圏でスプーンを使ってゲットした初めての魚。
私にとって記念の一匹です。
次回は、今年5月のGW中の鳥取帰省釣行について記事にしたいと思います。
(今年のスプーン釣りはそれが最後です)

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