2014年 大晦日。
毎年大晦日は嫁さんや子供達と一緒に過ごしていますが、今回は所用のため家族と別々の年越しとなりました。
しかしその用事も前日に終わってしまっており、びっくりするくらいに暇な大晦日。
ならば行くしかないでしょう、釣りへ!
早朝6時に家を出て、辿り着いたのはお隣島根県の美保関港。
県外とはいえ車で40分くらいの距離なので、昔からよく来る釣り場です。
今回私が遥々こんなところまで来たのには理由があります。
それはエギングです。
元々スプーンゲームはエギングオフシーズンの楽しみとして始めた経緯があり、最近は圧倒的にスプーンの方に力を入れてますが、たまにはやりたくなりますよね。
ジギンガーに人気の東防波堤は、大晦日でも釣り人がそこそこ居ました。
皆が外向きにフルキャストしている中、ガラガラの内向きにただ一人黙々とエギをキャストする私。
この日は風も少し出ていて、ただでさえ寒いのに風のせいで凍えそうな状態です。
東防波堤の中で何ヶ所か転々と移動しましたが、アタリを感じることは出来ません。
ここ美保関港は秋春のアオリイカシーズンには大勢のエギンガーも訪れる結構有名なポイントなんですが、この日は私一人だけ。
やっぱり水温も下がりすぎてもう湾内には居ないのかな。
そう思いながら隣にいたジギンガーを見ると、そのうちの一人がいつの間にか内向きで釣り始めていました。
しかもちょうどヒットしたところで、「うっそ!釣れたわ!」なんて嬉しそうな声を挙げながら友人とはしゃいでいる様子。
青物でも入ったのかなと思いながら見ていると、釣り上がったのはなんとアオリイカ!
がーん!
ジギンガーに先を越されてしまいました・・・
おそらく私がエギングしてるのを見て、試しにエギを投げたところだったのでしょう。
釣った本人が一番驚いてました。
いきなり隣の人に釣られてショックを受けたものの、「やっぱりまだアオリイカ残っていたんだ!」と逆にモチベーションは上がります。
気を取り直して何度もキャストし続けたのですが、結局4時間も粘ってアタリすら無し。
アオリイカを釣り上げたあのお兄ちゃんも、あれからずっとエギングしていたようですが2杯目ゲットとはいかなかった様子です。
夜は両親にアオリイカの刺し身を食べさせてあげようと思ったのですが、残念。
諦めて一旦引き上げることにしました。
昼食を済ませたあと、今度はメバリングロッドとスプーンを装備して再出発しました。
次に向かったのは前回釣行でチビメバル7匹を釣り上げた中野港。
メバルのサイズアップを狙います。
意気揚々と車を走らせていると、次第に空からパラパラと雨が・・・
どうやら午後からはあいにくの雨模様のようで、次第に雨足も強まり、大粒の雨と時折吹き付ける突風でまともに釣りできる状況じゃありません。
雨間をぬって時々竿を出してはみるものの、10分も経たないうちに雨が降り出すので結局車に戻って1時間以上も待機。
ひたすらこれの繰り返しです。
そして車の中で待ち粘けること約5時間・・・
辺りは薄暗くなり、常夜灯が点き始めました。
雨が止む様子もなく、諦めて帰ろうと車を走らせ始めたのですが、港を出る直前であることを思いつきました。
「これだけ風が強ければ、車を壁にするだけで雨避けになるんじゃないか?」
この頃、雨とともに北からの強い風が吹いており、雨の落下も斜め45度くらいまで傾いていました。
そこで、目の前にあった常夜灯のある船溜まりの隣に車を横付けし、車の陰に隠れるようにしてしゃがみながらキャスト開始してみました。
これが意外にも効果抜群で、姿勢が窮屈なのを我慢すればなんとか釣りをすることは可能になりました。
日も暮れて気温はすっかり氷点下。
かじかむ手で、必死に前回釣行イメージしながらキャスト&リトリーブを繰り返します。
係留船のシェードを狙うこと数投目、メバルらしき小さな陰が何匹か追いかけて来ているなと思っていたら、さっそくフッキングしてきました。
やはりチビメバルちゃんでした。
サイズは前回と同様の10cm前後で、針を外してすぐにリリースしてあげました。
関西であれだけ連敗を繰り返していたのに、鳥取に帰ってきてから連続ボウズのがれ。
やはり地元は魚もスレてなくていいですね。スプーンのいい練習になります。
より大型を狙おうとルアーラボスプーンスプーンのサイズを2gから3gにアップしますが、アタリが無くなったので早めに3gはチェンジ。
今度は初使用となるノア1.2gを装着してキャスト再開。
するとサイズダウンが功を奏したのか、数投の間にチビメバルを2匹ゲット。
しかし狙っている層が悪いのかなかなかサイズアップができません。
そこでカウントダウンを増やして底の方を狙ってみることにしました。
なかなかアタリがなく諦めかけていたその時、何かがスプーンに食いつきました。
引いてみると明らかに今までのメバルと違う感じ。
何だろうかと期待して引き上げると、姿を見せたのはこの子。
誰?
推定8cm、謎の生物。
初めて見る姿だったので最初何の魚が釣れたのか分からなかったのですが、「もしかするとこれがハゼなのか?」と気付きました。
急いで携帯で検索して調べてみると、確かにハゼの写真とよく似ています。
ハゼは以前の記事でも紹介した『武庫川尻』でよく釣れるという情報を入手していたので、そこから思いつきました。
でも引きが弱いのでゲーム性はあまり無いですね。
その後しばらくキャストを続けましたが、アタリが遠のいてきたのと雨が吹雪に変わってきたのでさすがに竿納めとすることにしました。
この日も無事にスプーンで釣り上げることが出来て良かったです!
ちなみに・・・
この大晦日の極寒14時間釣行が体に堪えたのか、年越しの0時頃に体調を崩してしまい、そこから1週間は咳が止まらず、絶不調な新年を迎えてしまいました。
釣りバカもほどほどにしとかないといけませんね。
2014年はスプーンに出会い、初めてスプーンで魚を釣った記念すべき年でした。
2015年は、メバルやハゼ意外にももっと沢山の魚種を釣り上げ、もっともっとスプーンにのめり込む1年にしたいと思います!
毎年大晦日は嫁さんや子供達と一緒に過ごしていますが、今回は所用のため家族と別々の年越しとなりました。
しかしその用事も前日に終わってしまっており、びっくりするくらいに暇な大晦日。
ならば行くしかないでしょう、釣りへ!
早朝6時に家を出て、辿り着いたのはお隣島根県の美保関港。
県外とはいえ車で40分くらいの距離なので、昔からよく来る釣り場です。
港自体はかなり広いですが、メインとなるのはやはり東西から突き出た堤防と、その近辺の岸壁です。
今回私が遥々こんなところまで来たのには理由があります。
それはエギングです。
元々スプーンゲームはエギングオフシーズンの楽しみとして始めた経緯があり、最近は圧倒的にスプーンの方に力を入れてますが、たまにはやりたくなりますよね。
ジギンガーに人気の東防波堤は、大晦日でも釣り人がそこそこ居ました。
皆が外向きにフルキャストしている中、ガラガラの内向きにただ一人黙々とエギをキャストする私。
この日は風も少し出ていて、ただでさえ寒いのに風のせいで凍えそうな状態です。
東防波堤の中で何ヶ所か転々と移動しましたが、アタリを感じることは出来ません。
ここ美保関港は秋春のアオリイカシーズンには大勢のエギンガーも訪れる結構有名なポイントなんですが、この日は私一人だけ。
やっぱり水温も下がりすぎてもう湾内には居ないのかな。
そう思いながら隣にいたジギンガーを見ると、そのうちの一人がいつの間にか内向きで釣り始めていました。
しかもちょうどヒットしたところで、「うっそ!釣れたわ!」なんて嬉しそうな声を挙げながら友人とはしゃいでいる様子。
青物でも入ったのかなと思いながら見ていると、釣り上がったのはなんとアオリイカ!
がーん!
ジギンガーに先を越されてしまいました・・・
おそらく私がエギングしてるのを見て、試しにエギを投げたところだったのでしょう。
釣った本人が一番驚いてました。
いきなり隣の人に釣られてショックを受けたものの、「やっぱりまだアオリイカ残っていたんだ!」と逆にモチベーションは上がります。
気を取り直して何度もキャストし続けたのですが、結局4時間も粘ってアタリすら無し。
アオリイカを釣り上げたあのお兄ちゃんも、あれからずっとエギングしていたようですが2杯目ゲットとはいかなかった様子です。
夜は両親にアオリイカの刺し身を食べさせてあげようと思ったのですが、残念。
諦めて一旦引き上げることにしました。
昼食を済ませたあと、今度はメバリングロッドとスプーンを装備して再出発しました。
次に向かったのは前回釣行でチビメバル7匹を釣り上げた中野港。
メバルのサイズアップを狙います。
意気揚々と車を走らせていると、次第に空からパラパラと雨が・・・
どうやら午後からはあいにくの雨模様のようで、次第に雨足も強まり、大粒の雨と時折吹き付ける突風でまともに釣りできる状況じゃありません。
雨間をぬって時々竿を出してはみるものの、10分も経たないうちに雨が降り出すので結局車に戻って1時間以上も待機。
ひたすらこれの繰り返しです。
そして車の中で待ち粘けること約5時間・・・
辺りは薄暗くなり、常夜灯が点き始めました。
雨が止む様子もなく、諦めて帰ろうと車を走らせ始めたのですが、港を出る直前であることを思いつきました。
「これだけ風が強ければ、車を壁にするだけで雨避けになるんじゃないか?」
この頃、雨とともに北からの強い風が吹いており、雨の落下も斜め45度くらいまで傾いていました。
そこで、目の前にあった常夜灯のある船溜まりの隣に車を横付けし、車の陰に隠れるようにしてしゃがみながらキャスト開始してみました。
これが意外にも効果抜群で、姿勢が窮屈なのを我慢すればなんとか釣りをすることは可能になりました。
日も暮れて気温はすっかり氷点下。
かじかむ手で、必死に前回釣行イメージしながらキャスト&リトリーブを繰り返します。
係留船のシェードを狙うこと数投目、メバルらしき小さな陰が何匹か追いかけて来ているなと思っていたら、さっそくフッキングしてきました。
やはりチビメバルちゃんでした。
サイズは前回と同様の10cm前後で、針を外してすぐにリリースしてあげました。
関西であれだけ連敗を繰り返していたのに、鳥取に帰ってきてから連続ボウズのがれ。
やはり地元は魚もスレてなくていいですね。スプーンのいい練習になります。
より大型を狙おうとルアーラボスプーンスプーンのサイズを2gから3gにアップしますが、アタリが無くなったので早めに3gはチェンジ。
今度は初使用となるノア1.2gを装着してキャスト再開。
するとサイズダウンが功を奏したのか、数投の間にチビメバルを2匹ゲット。
しかし狙っている層が悪いのかなかなかサイズアップができません。
そこでカウントダウンを増やして底の方を狙ってみることにしました。
なかなかアタリがなく諦めかけていたその時、何かがスプーンに食いつきました。
引いてみると明らかに今までのメバルと違う感じ。
何だろうかと期待して引き上げると、姿を見せたのはこの子。
誰?
推定8cm、謎の生物。
初めて見る姿だったので最初何の魚が釣れたのか分からなかったのですが、「もしかするとこれがハゼなのか?」と気付きました。
急いで携帯で検索して調べてみると、確かにハゼの写真とよく似ています。
ハゼは以前の記事でも紹介した『武庫川尻』でよく釣れるという情報を入手していたので、そこから思いつきました。
でも引きが弱いのでゲーム性はあまり無いですね。
その後しばらくキャストを続けましたが、アタリが遠のいてきたのと雨が吹雪に変わってきたのでさすがに竿納めとすることにしました。
この日も無事にスプーンで釣り上げることが出来て良かったです!
ちなみに・・・
この大晦日の極寒14時間釣行が体に堪えたのか、年越しの0時頃に体調を崩してしまい、そこから1週間は咳が止まらず、絶不調な新年を迎えてしまいました。
釣りバカもほどほどにしとかないといけませんね。
2014年はスプーンに出会い、初めてスプーンで魚を釣った記念すべき年でした。
2015年は、メバルやハゼ意外にももっと沢山の魚種を釣り上げ、もっともっとスプーンにのめり込む1年にしたいと思います!

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